• Midori Saito

    斉藤緑里(さいとうみどり)

    プロフィール

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    食で心と体を整える

    ウェルネスフード・デザイナー

    野菜ソムリエ上級プロ/みやぎシニア食育コーディネーター

    日本ヒーリングフード協会理事

    東京生まれ。大学を卒業後、NHK仙台放送局・NHK盛岡放送局にて夕方の報道番組のキャスターを7年間務める。

    日々のニュースや企画などおよそ1000件を取材。蕎麦名産地の市民農園を借り、季節によって変わりゆく景色や地元の達人の技をシリーズで放送。

    こうした取材や番組ナレーションを通して「食」や「農」に興味を持ち、2005年、宮城県初となる野菜ソムリエプロに認定。

     

    講演依頼はおよそ500件、受講者数は延べ10,000名を超える。

    宮城県農林水産部、宮城県石巻農業改良普及センター、仙台市消費生活センター、仙台市農政企画課、JAあさひな、JA共済連宮城、宮城学院女子大学食品栄養学科、ソニー株式会社、仙台リビング新聞社など、自治体や企業等からの講演依頼も多数。

     

    仙台市で開始以来14年間に延べ3500名が参加した「Vege-Fru Lesson」を主宰。

    「迷ったら良いものを選びなさい」という料理上手な母の教えを活かし、旬の野菜果物の魅力に光を当て、季節にあわせて心と体を整える食事法が好評。レシピのマンネリや食材を無駄にしてしまう等の悩みを持つ受講者から、「野菜の扱い方が変わる」「料理の幅が広がった」「食事の質が変わった」と評価も高い。

     

    地元の野菜や地産地消を積極的に取り上げ、1500名を超える取材経験で磨いた対象に光を当てる取材力には定評がある。背景や空気感を丁寧に伝える姿勢は生産者からの評価も高く、「農家に対して敬意をもって話をしてくれる」と共感を呼ぶ。


    「食は、体と心の根っこを作る」という理念のもと、食材の持ち味をすくい上げ、身体と心を支える「食」を伝えることを使命としている。

    東日本大震災後、特に「食」と「心」の関連に関心を持ち、メンタルを支える食、おもに「うつ」を防ぐ食事法についても研究。

     

    みやぎ生協本部でコロナ禍前まで年2回開催していた料理教室は、野菜の持ち味を活かす切り方や茹で方の丁寧な講義が高い支持を得て、毎回抽選の人気講座だった。

     

    日本で初めてえごま油を食用に開発した太田油脂株式会社のオイルアンバサダーとしても活動。日本脂質栄養学会市民公開講座では200名の前で、「脳と心と体にやさしいあぶら」をテーマに登壇。

    またNHK総合テレビ『うまいッ!』に専門家として出演。

     

    昨今は、食の背景を知り意識的に食べることで心身の健康増進をはかる『ウェルネスフード・デザイン』を提唱。心身共に満たされ、健やかに自分らしく生きられる大人を増やすことに力を注いでいる。